しおたろうのブログ

本と漫画が大好物なただのつまらない者です。

ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-あらすじ&感想〜ネタバレあり!

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どうも、しおたろうです。

今更ですが神崎裕也のウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-全24巻を読みました。
神崎裕也先生といえば、現在不能犯が絶賛上映中ですね。
ウロボロスも2015年に生田斗真さんと、小栗旬さんが主演でドラマ化がされたのが記憶に新しいです。
私はテレビドラマを全く観ないので、どのようなものだったのかは不明ですが……笑

では、ウロボロスの簡単なあらすじを紹介します。

孤児であった小学生の龍崎イクオと段野竜也。ある日、二人は大切な人である柏葉結子を、何者かに殺害されてしまう。犯人の姿を目撃した二人は警察へ証言しようとしたが、金時計を付けた警察関係者に口止めをされる。
15年後、イクオは事件を隠蔽した警察組織へ復讐するために警察官となり、竜哉は事件の実行犯を探るためにヤクザの松尾組の組員となって、結子先生を殺した犯人に挑む。


まあ、あらすじはざっとこんな感じです。
ってことで早速感想に移ります!

以下ネタバレあり!


いや〜良かったです。
ツッコミどころは多々ありますが、ラストはアレで良かったと思います。


美月が竜也と対面している時は、あのまま逮捕されたらどうしようかとハラハラしましたよ!
「そのまま逃してやれ、美月お前余計なことすんな!」って心の中で叫びました笑


二人は心中するつもりでしたが、やはり互いを理解し合えるのは二人だと気付いたのでしょうか。
イクオも竜也も殺人を犯したくて犯した訳ではないですし、結子先生とまほろばで幸せに生活していれば、別の未来があった訳ですからね。


彼等には復讐を果たした後の生き方が分からなかったんでしょう。確かにそのためだけを目標に生きていれば、それを達成した後はどうすればいいのか分からなくなるかもしれませんもんね。

復讐だけが生き甲斐というのも悲しいところです。

きっと復讐を果たす前にだって楽しい思い出はあっただろうに、憎しみがそれを凌駕してしまったんですね、色褪せる程に。


あのまま二人で死ぬというのも決して後味のいいものではありませんが、物語の結末としては悪くなかったと思います。だがしかし! 生きてて良かった。ホッとしました笑


吉田秋生先生のBANANA FISH同様、ラストだけは絶対に読み返したくない漫画に加わるところでした笑


それにしてもイクオが不死身すぎ!!
普通はあんな腹のど真ん中にナイフが刺さると高確率で死にますから。柄の部分までグッサリでしたからね。
しかも刺さったまま戦ってますからね、もう人間の域を超えてますよ。


それと崖から飛び降りる二人、傍観している人々。
いやいや、止める気ないだろ!
逃す気満々かよ!
余計なところには気が回るくせに(美月が殺されると勘違いしたやつ)肝心な時には無能かい!

ってなりました。いや勿論逃して欲しかったですけどね!?
もし撃ったらブチ切れてましたね、空気読めや!って。


それとラストでイクオが銃で撃たれた時、指ごといってますよね?
あの後どうなったのかが地味に気になっています。
それと落ちた指。予想外の展開で忘れ去られてなければいいですけどね。島の人達のためにも。


以上がウロボロスを読んだ感想でした!


それとこれは全く本編と関係ないんですが、私はウロボロス全巻をAmazonのマーケットプレイはで購入したんですよ。
一番安い物の状態が「可」で、ちょっと水濡れがあるってなってたんですよ。でも手元に置くからにはなるべく綺麗な状態がいいので、それよりもちょっと高いけど状態が「非常に良い」を選んだんです。


そして数日で届きまして、いざ開封。

状態は良好、全巻帯付き&初版。
さらに! 透明のブックカバーまで付いてましたよ!
マーケットプレイスは頻繁に利用していますが、ここまで状態の良いものは初めてだったので、まず本棚に並べてうっとりしました笑


そして十冊程を纏めて取り、読み始めようと思い、癖でカバーを取って裏を確認しようとした時!
あれ? おかしいな……。
ひっくり返してもう一度取ろうとしましたが……。

取・れ・な・い!!!

何ということでしょうか、カバーと本誌が糊付けされていたんですよ。
いやいや、ありえない! ありえないでしょう!

慌てて全巻確認したところ、最初の十巻は全て糊付けされていました泣
Amazonで購入した物の詳細を確認しましたが、「最初の十巻は糊付けされていやす〜」なんて書いていませんでした。
これは怒りですよ、非常に怒り。おこです怒

たまたまウロボロスはカバー裏に何も書いてなかったから良かったものの(良くないですけど)書いてたら見えないですからね!


無理矢理剥がそうと試みましたが、さらに悲惨なことになりそうだったので三十秒で諦めました。

交換して貰うのも面倒なんですよ、何かよく分からん手順を踏まなければいけないようで……。
お届けした状態のままっていう時点でもう手遅れなんですよ。ミッチミチに巻かれていたラップのような物は、ズッタズタになって既にゴミ箱の中です。

仕方ない、我慢するしかないということで、我慢するしかない笑
以前もマーケットプレイスで小説を買った際「良い」にも関わらず、ドブに落ちているような物が送られてきた時がありました。

勿論、これは「可」だろ! ってなりました。その時も我慢しました。何故なら上記と同様ズッタズタだったからです。
それに面倒だからです。


マーケットプレイスをご利用される方は、このようなことが頻繁に起こり得るので、慎重に開封することを推奨します。
万が一ズッタズタになった場合は我慢するしかないので、注意しましょう。


以上、長々と駄文を失礼いたしました。
それでは、さようなら。